解釈で憲法を壊すな!6・17大集会へ
日本が攻撃を受けていないにもかかわらず、自衛隊が
海外に出て行き、同盟国の米軍とともに戦争ができるようにする――そのために安倍政権は、これまで歴代政権が憲法上できないとしてきた集団的自衛権の行使を容認しようとしています。
しかも、憲法改正を国民に問うのではなく、立法府であり「国権の最高機関」である国会でも議論せずに、政府だけで憲法の「解釈」を変えて、これまでずっと「できない」としてきたことを「できる」としてしまおうとしているのです。これには、自民党の中からも「選挙に勝てば憲法解釈を自由に変えられるのか」(村上元行革担当相)と批判の声があがっています。
そもそも憲法とは、国民の自由や権利を守るために国家権力を縛るためのものです(立憲主義)。それを、時々の政府の都合で恣意的に解釈を変えられるようになったら、憲法は憲法でなくなってしまいます。
いま、この国の民主主義と平和を守るために、思想信条の違いを超えて多くの人たちが声を上げています。ぜひご一緒に声をあげましょう!
★6月17日に日比谷野外音楽堂で、解釈改憲に反対する大集会が開催されます。
(2014/06/04)