安倍政権による戦争立法を許すな!

photo自民党と公明党は3月20日、集団的自衛権の行使を認めた昨年7月1日の閣議決定を具体化する新しい安全保障法制(戦争立法)の骨格について合意しました。これに基づき、安倍政権は5月半ばに国会に法案を一括して提出し、会期延長をしてでも今国会での成立を強行しようとしています。

戦争立法のねらいは、平時から戦時、「国際の平和と安全」を口実とする海外派兵に至るまで、あらゆる段階で、あらゆる場所に自衛隊を派兵し、「切れ目なく」米軍を支援する体制を構築することです。そのために障害となる憲法9条の制約をいっきに取り払おうというのが、この戦争立法です。

私たちは、憲法9条を根底から破壊する「戦争立法」の策定作業をただちに中止することを求めます。戦後70年・被爆70年という侵略戦争への反省と平和への誓いを新たにすべき年に、戦後平和の原点を根本から踏みにじる安倍政権の策動を絶対に許すわけにはいきません。

(2015/04/02)