高江の米軍ヘリパッド建設強行やめろ!

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政府は、しばらく中断していた沖縄県高江(東村)への米軍ヘリパッド建設工事を再開しました。7月22日には、全国から500人の機動隊を動員し、現場周辺の県道を封鎖した上で、ヘリパッドに反対する住民が9年前から座り込みを続けてきたN1ゲート前のテントを強制撤去しました。その後も、県道を封鎖し、機動隊が力づくで市民の抗議行動を排除しながらダンプカーによる砂利の搬入を続けています。政府は、選挙で示された民意や憲法が保障する表現の自由などの市民的権利よりも米軍ヘリパッド建設を優先し、警察権を濫用してなりふり構わず工事を進めており、住民からは「法律も何もなく、まるで戒厳令下のようだ」という声も上がっています。このようなことを許せば、日本は民主主義国家ではなくなってしまいます。日本平和委員会は、高江へのヘリパッド建設に反対し、現地での抗議行動にも参加しています。

(2016/08/19)