オスプレイ墜落に抗議
12月13日夜、沖縄県名護市東海岸に、米軍普天間基地所属のMV22オスプレイが墜落、大破しました。現場は陸地から1キロしか離れておらず、付近では漁をしていた漁民もおり、一歩間違えば大惨事となるところでした。しかも米軍は、日本側の捜査を拒否したまま一方的に機体の回収を進め、オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める沖縄県の要請も無視して、墜落からわずか6日後の19日に飛行再開を強行しました。日本政府が事故原因調査に関わることもなく、米軍の一片の声明をもって「安全」と追認して飛行再開を認めたことは、県民・国民の安全をないがしろにした、対米従属そのものの許しがたい姿勢です。このような沖縄県民を愚弄した態度は、県民の怒りをいっそう高めざるを得ないでしょう。私たちは沖縄県民とともに、事故原因の徹底究明、オスプレイの飛行停止と配備撤回、普天間基地の早期の閉鎖・撤去、辺野古への新基地建設撤回、高江オスプレイパッド建設中止を改めて求めます。
(2016/12/25)