憲法違反の共謀罪法案の閣議決定に抗議し、撤回を求める

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安倍政権は3月21日、国民の内心にまで踏み込んで監視し、捜査し、処罰する「共謀罪」法案(組織犯罪処罰法改正法案)を閣議決定し、今国会での成立をめざすとしています。これは、犯罪の実行行為がなくとも「相談」や「計画」だけで監視、捜査、処罰しようとするものであり、「思想及び良心の自由」を保障した憲法第19条、「信教の自由」を定めた憲法第20条に背く違憲の立法です。そして、その「相談」や「計画」の有無をつかむためと称して、日常的に国民を盗聴、盗撮や監視の対象にする、監視社会に道を開くものです。現代版「治安維持法」というべきこの悪法の成立を止めるために、ご一緒に反対の声を上げましょう。

(2017/03/24)