敵基地攻撃能力はいらない

photo 岸田政権は年末に向け、大軍拡3文書(「国家安全保障戦略」「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」)改定を閣議決定し、「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有と5年間での軍事費倍増、そのための大増税を進めようとしています。
 歴代政府も約束してきた憲法上の制約を全く無視して、米製トマホークミサイルや長射程ミサイルなど攻撃的兵器を大量に配備し、アメリカと共に他国を先制攻撃・全面攻撃できる自衛隊づくりへと突き進むものです。
 近隣国との緊張の解消に必要なのは、対話を阻む大軍拡ではなく、外交です。政権にはその手腕が問われています。

(2022/12/02)