欠陥機オスプレイはどこにもいらない
鹿児島県の屋久島沖で、米軍横田基地所属のCV22オスプレイが11月29日に墜落し、米兵が亡くなりました。
オスプレイが開発段階から事故を繰り返し、多くの死者を出している背景には、いくつもの構造的欠陥があげられます。日本政府がこうした欠陥を認めず、配備と飛行を拡大してきたことが、今回の事故を引き起こしたと言っても過言ではありません。事故原因の追及も安全確認も米軍まかせで、事故直後からの米軍オスプレイの飛行に抗議もできない日本政府の態度は厳しく糾弾されなければなりません。
事故原因の究明作業への日本政府の関与と結果の公表、原因究明と対策が取られるまでは全オスプレイの飛行は停止すべきです。同時に根本的には、米軍・自衛隊ともに全てのオスプレイを撤去すべきです。低空飛行訓練の最低高度の60bへの引き下げの日米合意は撤回すべきです。
(2023/12/06)